AnyRidge implant
2017年春頃にMegagen AnyRidge implant systemを導入致しました。
Megagen Anyridge implant systemの特長
他のインプラントシステムにはない、多くの特徴的なデザインを有しています。
①ナロープラットフォーム:プラットフォーム径に対してスレッド径を大きく設定することで、側方圧をスレッド部で緩衝させ皮質骨部への負担を軽減。これにより十分なボリュームの皮質骨を保存させるとともに、周囲粘膜の厚みも確保することができ、長期における骨内安定性と審美性が実現。
②Knife-thread:剪断力にすぐれたナイフスレッドデザインによって、効果的にボーンコンデンスおよびリッジエクスパンジョンを行うことが可能で、抜歯即時埋入にも適している。
③スライス型セルフタッピング:テーパー状に配置された鋭利なスレッドが、骨を段階的にスライスしながら、埋入される初期固定にすぐれたセルフタッピングとなっている。カッティングスリットを有さないので、骨内における骨硬度の差(骨質の分布状況)などに影響を受けにくい正確な埋入操作が可能、前歯部の抜歯即時埋入などにも有利なデザインになっている。
④MagicFive(5°Internal connection):独自の5°モーステーパー嵌合は、インプラント-アバットメント接合部において高い封鎖制と結合力を発揮。これによりスクリューの緩みやマイクロムーブメントが抑制されることで、骨吸収の一因とされる接合部に対する軟組織の炎症性細胞浸潤の発生を防止し、辺縁骨の長期的な安定が維持される。
以上の特長があり、強固な初期固定が期待できる、即時荷重、早期荷重に最適のインプラントシステムです。