2024年6月29日（土）、30日（日）、第1回 ワールド インプラント サミットJapan（大会長　田中　譲治先生）が東京ミッドタウンホール＆カンファレンスにて開催され、参加してきました。
メイン２会場ではインプラント関連の講演、別会場ではDHセッション、他にポスター展示と企業展示も行われました。
以下の内容を聴講致しました。

○抜歯即時埋入・即時荷重の技術は確立したか
座長：大久保 力廣 先生
　・「All-on-X による即時荷重は無歯顎インプラント補綴の標準治療と言えるか？」細川 隆司 先生
　・「即時荷重成功のための術式」三好 敬三 先生
　・「抜歯即時埋入、即時荷重の臨床」林 揚春 先生
　・「前歯部審美領域における抜歯即時埋入・即時修復の現状と将来」木津 康博 先生

○上顎洞底拳上術のコンセンサスとトラブルシューティング
座長：矢島 安朝 先生
　・「サイナスリフト、やっていけない症例！？」嶋田 淳 先生
　・「サイナスリフト時の上顎洞粘膜損傷～文献レビューと治療戦略の提案」河奈 裕正 先生
　・「上顎洞底挙上術のコンセンサス、難易度分類、トラブルシューティング」菅井 敏郎 先生

○インプラント50年の軌跡と今後の展望
座長：田中 譲治 先生
　・「複雑なインプラント症例の外科─補綴の連携治療」山﨑 長郎 先生
　・「インプラントにおけるBiologic width を検証する」榎本 紘昭 先生
　・「私のインプラント治療変遷と現時点での到達点」中村 社綱 先生

○インプラント周囲炎は克服できるのか
座長：武田 朋子 先生
　・「インプラント周囲炎の治療と予防」船越 栄次 先生
　・「インプラント周囲炎の予防～逆転の発想でインプラントを守る～」佐々木 猛 先生
　・「進行したインプラント周囲炎に対する再生療法─その術式と臨床結果」水上 哲也 先生

○ソフトティッシュマネジメントを極める
座長：窪木 拓男 先生
　・「インプラント間の乳頭再建を考える」鈴木 真名 先生
　・「審美性と予知性のためのインプラント周囲の軟組織外科的マネージメント」
中田 光太郎 先生
　・「Pink Esthetics を長期的安定とリカバリーの新法」瀧野 裕行 先生

○海外講演
座長：鈴木 仙一 先生
　・「NAVIGATION GUIDED FP1 FULL ARCH:
LEADING THE WAY TO IMMEDIATE LOADING, BIOLOGIC AND ESTHETIC INTEGRATION.」Dr. Alessandro Pozzi

今回の2日間に渡るインプラントシンポジウムは最新インプラント治療を幅広く学べる素晴らしいプログラムとなっていて、大会長の田中譲治先生はじめ、実行委員会の先生方には大変感謝申し上げます。また、第2回も開催されることを期待しております。

カテゴリー：Dr.ブログ, インプラント, 学会・会議・セミナー  投稿日：2024年7月9日